今年大注目のジギング用ベイトリール、「ダイワ 22ソルティガ15-SH」を沖縄で実戦投入して来ました!
5月13、14日の2日間、雨と波飛沫の中、200~400gのジグを水深100~170mでハイスピードジャークをメインに使い倒した感想は、「良いっ!!」の一言に尽きます!!
何が良いのか?
まずは、ちょうど良いサイズ感。
22ソルティガ15は旧モデルの15と35の間の大きさで、掌に収まり力を入れやすく、疲れにくい絶妙なボディーサイズに15サイズでありながら旧35と同じ4号300mが巻けるスプールはお見事としか言いようが有りません。
待ちやすさ、糸巻き量、自重、巻き上げパワー等々、高次元でバランスを取るためにミリ単位で調整した結果のボディーサイズですね👍
🌟旧ソルティガ15では困難だった400gのジグのハイスピードジャークも余裕でこなせる巻き上げパワーと、そのパワーを手が受け止める事を可能にするボディー形状。
その「持ちやすさ」を圧倒的に向上させたボディー形状が↓○ここ!
リールを持った時に親指を置く場所を斜めに幅広くした事で、高負荷時にボディーから指が滑るのを強力に防ぎます。
今回、雨の中でグローブをした状態でのジャーク、魚とのやり取り時でも1度も親指がボディーから滑る事は有りませんでした👍
さらに、ボディー剛性が上がった事による巻き上げパワーとギヤの耐久性向上を下支えする重要なパーツ、ハンドルも強靭&軽量なカーボン素材(SJモデル)を採用した事で剛性を確保。
旧ソルティガ35の95㎜アルミ製ハンドル(画像上)と22ソルティガ15の95㎜カーボン製ハンドル(画像下)に、500号(1,875g)×2個=1,000号(3,750g)のオモリをぶら下げると、カーボンハンドルの強靭さが一目瞭然!
激しいジャークを受け止めるこのカーボンハンドルの開発にも技術者の意地と情熱が垣間見えます。
まだ、その効果は未知数ですが、耐久性アップにつながる新技術「アノードプロテクション」。
⚡アルミ、ステンレス、カーボンなど電気が通る材料を組み合わせて作られているリールは、海水が付着、残留すると、その部分に電流が発生する「電蝕」という化学変化が起き、それが発生した場所にサビが発生します。
その「電蝕」を集中させるための亜鉛製プレートをボディーに備え付け、他の部分がサビない様にするリール初搭載の技術です。
短期間ではその効果は確認出来ませんが、長期間の使用で防錆性能が発揮されはずなので、追って検証を続けたいと思います。
この1台で近海ジギングはもちろん、トンジギ、中深海をもカバーできる、名機の誕生を感じました!